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2030-03-14
虹色ドロップはちゃにこ(CHANIKO)が管理しているブログです。創作のイラストや文章を記載しています。
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〇SecondMarie-マ界に連れてこられた人間の少女の物語(お休み中)
〇AlchelMaid-マ界でも珍しい、歩ける人魚姫の物語
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マ界MAP
2021-11-10

〇アンフィスビーナ(Amphisbena)
MAPの真ん中らへん。
治めているモンスターは我らがマジョ様。
お互いの尾を噛み、グルグルと廻り続けたヘビから生まれた国。
マ界の創立者であるマジョ様が治める国で、
経済や文化が他の国よりも発展。そして衰退を繰り返している。
〇ヒュードラ(Hyudra)
MAPの右上らへん。
治めているモンスターは不死鳥ヒミコ、神崩れの天女カグヤ。
リンゴを奪おうとした怪物の、切り落とされた頭から生まれた国。
火山地帯で至る所から間欠泉が噴き出している。
高山以外は常に暖かく、寒さに弱い生物たちが我先にと温泉へ集う。
〇ヤマタ(Yamata)
MAPの右らへん。
治めているモンスターは妖獣ノノコ。
怪物を求めて彷徨い、迷惑をかけまくった狂人の剣から生まれた国。
安定した気候と豊かな水と土壌に恵まれ、
マ界の農産物やアルコールはほぼこの国から賄われている。
〇メンドーサ(Mendousa)
MAPの右下らへん。
治めているモンスターはマジョ様の息子マイエラ様。
誰かに冥界から贈られた、不死のミカンから生まれた国。
草木はなく砂礫や金属でできた国。冥界とつなぐ扉があり、
扉が開くまでの間、魂はどこまでも続く砂の海をぼーっと眺めている。
〇コンピリア(Konpirya)
MAPの左らへん。
治めているモンスターは人魚ミミミールゥ。
怪物から逃げだした、臆病な魚の神様から生まれた国。
大小の島々が連なる国で、その下では古代の遺跡が沈んでいる。
海獣たちが気ままに暮らす一方、観光地としても栄え、多くの船が行き交う。
〇ドラクロワ(Dracroixa)
マ界の左上らへん。
治めているモンスターはマジョ様の娘であり吸血鬼ベラ様。
誰かが天界から盗んだ、知恵のリンゴから生まれた国。
外観や風習は完全にベラ様に支配されており、
彼女に魂を捧げたいと思わない限り、この国には住むことが許されない。
〇マリノバ(Marinova)
マ界のど真ん中。誰も治めていない。
マジョ様の息子、カミュラ様が作った国。というか巨大な船。
絶滅寸前の珍しい生物や鉱物が保護された、争いのない楽園。
もしマ界が破滅するようなことがあってもこの国だけは助かるらしい。
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マ界とマジョ様
2021-11-10

誰が残したのかわからない古い言い伝えより
気が遠くなるほど昔の話。
この世界は火や水どころか形もなくて、ただ風のみが吹いていた。
あるとき見上げても視界に収まらないほど巨大な船が漂着する。
船に乗っていたのは「神様」と名乗る生物だった。
神様は自らが乗ってきた船を「天界」
風たちが集まるところを「風の都」と名付け、
天界を自分たちが住みやすいように変えていった。
途中、人手が足りなくなったので、
非力で考えることを必要としない生物を作り出した。
文明は急速に発展したが、天界が重みに耐えられなくなり、
神様は新たに彼らの世界を作った。ついでに「人間」と名付けられた。
それでも天界は窮屈だったので、神様は倉庫を作ることにした。
初めは不要になった書物や機械の置き場所だったが、
しだいに人間として不合格だった者、手に負えなくなった獣、
仲間割れを起こした神様が送られるようになり、
倉庫というよりはゴミ捨て場として認識されるようになった。
捨てられた半分は天界を妬み、半分は天界に帰りたいと思っていた。
ただ独りだけ、この状況に心を躍らせる神様がいた。
その神様は自らを「マジョ様」と名乗り、
自分に従う者たちを集めて新しい文明を築くことにした。
それが「マ界」の始まりとなった・・・らしいよ。
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